発達障害の自閉スペクトラム症の特性が引き起こしたパニックの話です。
今回は、いっちのパニックで起こった話とその対応です。
過去のいっちのパニックと特性はこちら
目次
今回のパニック
図工の時間に木材にやすりがけをしていたが、自分の納得のいくようなやすり掛けが出来ておらず、先生からまた今度にしようといったところフリーズ。
基本的に、自分が納得するまでやすり掛けをやめる事が出来ません。
いっちにまだ慣れていなかったこともあり、移動を促すとパニックになりました。
泣き叫び学校内を歩き回る行動に出ました。その後、静かになるも学校内で行方不明になり、手の空いた先生方がいっちを探し回りました。
その間に、いっちが自分の携帯電話から警察(110番)へ連絡。家に帰らせてくれないと連絡をしていました。
パニック後の対応
ちょうど、警察に電話しているところでいっちを先生が確保。
どこに電話しているのか聞くといっちは警察と答えた為、急いで電話を替わり状況を説明してくださったそうです。
いっちを確保したとの連絡が学校内に伝わり、保護者へ上記の報告と引取りの連絡がありました。
いっちを迎えに行くと、いっちスペースで寝ていました。
起きるとパニック前からの事については覚えていませんでした。
先生もまさか警察に電話しているとは思ってもいなかった様子で(当たり前ですが)驚いていました。もちろん、親は平謝りでした。。。
先生からは、担任以外の授業担当の先生へいっちの特性について改めて周知してくれることとなりました。
今回は、パニックで警察沙汰一歩前でしたが携帯電話の使い方と使用ケースについて改めて伝えました。
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