今回は、いっちの在席教室の行き来について綴っていきます。
学習障がいで授業についていけない
パニックの特性があり、臨機応変的対応が取れないなどの事から
合理的配慮の下教室以外で過ごすことになったいっちの話はこちらから
教室での行き来
空いた教室で過ごすようになってから半年ほど経ちました。
基本的には、空き教室で過ごしますが本人が在席教室に行きたいと言ったタイミングで在席教室へ自由に行くことが出来ます。
例えば、一時限目が算数 二時限目が国語 三時限目が理科 四時限目英語と合った場合
三時限目の理科だけ教室に行って授業に参加して、また空き教室に戻るといったように自由に変則的に過ごしています。
この際、手の空いている教師が一人付き添ってくれています。
学校でも、このように対応してくださっているのはもちろんいっちだけです。
その為、一部の児童からはやはり狡い等の意見ももちろん出ます。
その都度、先生方が説明してくださっています。
参加する授業としない授業
その成果もあって、少しづつ学校に居られる時間も増えていきました。
基本的に参加する授業は、理科 家庭科 図工 がメインです。
理科は、実験の時だけ参加しています。
さらに、給食はクラスメイトが持ってきてくれているとの話を先生から聞きました。
とてもありがたい事だと思っています。
しかし、授業に出れば出るほど教室でパニックになってしまう事もあるのですべてが良いというわけにはいかないのも難しいところです。
それでも、少しづつ在席教室にいられる時間が増えてきているのは喜ばしいと皆さんが話してくれています。
基本的に、国語と算数は参加していません。しても理解できずすぐ寝てしまいます。の○太!
これも、在席している『今の』小学校だからこそできる事だと思っています。
綴っている内容の対応を学校に求めるのは通常は難解な事だということは認識しています。
通常は、いっちのような対応は『ありえない』と常に私たちも思っています。
正直、ここに綴っていてどこまで信じてもらえているのかも感じているほどです。
次回は、発達障害グレーゾーンの学校での合理的配慮の現実と限界について綴りたいと思います。
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