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発達障害児グレーゾーンの子育て記録⑱~下校途中のパニック~

隙間時間の福l業
発達障害児グレーゾーンの子育て

発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。

今回の話は、いっちの下校途中のパニックと対応についてです。

 

前回までの話はこちらから

 

始めの話はこちらから

綴ることの思いや考え方もこちらからご覧ください。

発達障害児グレーゾーンの子育て記録⑱~下校途中のパニック~

いっちは、普段下校手段としては、電車・バス・徒歩等です。

ある日、母が仕事が休みということもあり、いっちは朝から少しそわそわしていました。

「今日は、ずっと家にいるの?」と聞いて来たりしていました。母は、「家にいるよ」と答えていたそうです。

しかし、母は忘れていました。休みの日に何もない事はなかったことに・・・

昼前にふと思い出します。

保育園の面談があった事を・・・

それは、いっちの下校時間とほぼ丸っとかぶってしまう状況でした。

いっちは、母に迎えに来てもらおうとしていたのです。

 

保育園前

いっちから電話がかかってきました。

「迎えに来て」

わかっていました。朝からこのことを言いたかったということを・・・

しかし、忘れていました。面談があった事を。

いっち「ママ、迎えに来て」

母「保育園で面談があったの忘れてたの、一人で帰って」

いっち「迎えに来て」

母「これから面談があって迎えには行けないの!」

と何度かこのやり取りをしました。

すると、泣き出してパニックになりました。

いっち「あぁぁぁぁ!うわぁぁぁん!!」

と泣き叫びますが、何とかその時はバスに乗れました。

バスに乗れたことを確認すると、母は面談に向かいました。

そして、学校から電話がかかってきました。

学校の先生「お忙しいところすみません。学校に連絡があったんです。いっち君バスに乗った後なんですが、バスを下車したところで座り込んで動けず泣き叫び続けていたらしいです。そうしたら、近所の方が心配になっていっち君に声を掛けてくれたそうなんです。どこの学校かいっち君に聞いたら、こちらにその方が連絡をしてきてくれたんです。そのあとに、その方がいっち君を自宅まで送り届けてくれたそうなんです。」

という連絡を貰いました。

母は、血の気が引いたと言っていました。

助けてくれた方の素性はわからず、どうしたものかとみんなで話し合いましたが、とりあえず、いっちと話をすることにしました。

急に行けなくなってしまう事もある。パニックになっても道路に座り込んだり、人に迷惑を掛けてはいけない。泣くなら家に帰ってきてからにする。自分の思い通りにならなくても気持ちを切り替えて行動するように話をしました。危機管理についても伝えました。

いっちも、返事をしていました。

 

※今となっては、このやり取りは不毛だったなと思いながら打っています。これで通じてたらこの先の苦労もありませんから・・・

 

結局、助けてくださった方の情報はわからずじまいでした。

 

それからは、このようなことがあった時は、父もすぐに動けるような体制をとれるようにと各方面と話し合いをしました。

また、学校からバス停までは、空いている先生がいっちに付き添うことにもなりました。

 

というわけで、いっちの第三者を巻き込んだパニックでした。

この時期から、学校もより一層いっちに対する動きが出てくるようになります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

次回は、夢の国でもパニック!とその対応についてです。

 

 

 

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