発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
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発達障がい児グレーゾーンの子育て記録⑩~保育園からの指摘~
いっちの小学校に入ってから大小のパニックが断続的に起こって、対応に追われているときに起きた話です。
保育園に通っていた年少組のまぐねこの保育士から面談の話がありました。
始めはとても話辛そうな様子が見受けられました。
前置きとして、ママの気分を害してしまうかもしれませんが…という前置きをしてくださり、
まぐねこについていくつかの指摘と提案を頂きました。
・しっかり椅子に座る事が難しく、すぐに立ち上がり動き回ってしまう
・指示が通らず、周囲の動きに合わせる事が出来ない
・気になることがあると、周りを見ずに走り出してしまう
との指摘がありました。
すると、保育士から発達検査を受けてはどうかとの提案を受けました。
元々、まぐねこは落ち着きは無く、玄関を出ると道路にそのまま飛び出してしまう事が日常でした。
その為、家では玄関前に障害物を置いてそのまますぐに道路に出られないようにするなどの対応をしていました。
保育士からの指摘で、すぐさまねこまぐの発達検査を受けに行きました。
発達検査は、申し込みから2カ月程で受ける事が出来ました。
混んでいるようですぐ受けるということは出来ませんでした。
検査の結果、
・落ち着くことが難しく、動き回ってしまう
・周囲の刺激に対して、すべてを受け入れようとしてしまう
・そのことにより、集中することが難しい
・動き回るが、体感が弱く転倒など怪我をするリスクが高い
等の事がわかりました。
それから、上記の問題点を基に月1回の個別療育を受けることになりました。
療育の内容としては、遊具を使った体感トレーニングやイラストカードを用いたマッチング等を行いました。
支援員から保育士へ連絡を取っていただき、保育園でもできる療育を伝えて頂き、出来る範囲で保育園で継続して療育を行ってくれていました。
主に、まぐねこの特性に合わせた声のかけ方や、場面の切り替え方などを行っていただきました。
その後、ねこまぐに対し声を掛ける際は、1対1になって
今回の事は、保育士の方からの話を頂けたことはとても大きかったと思います。
しかし、保育士の方の話では、このような発達を指摘すると気分を害する保護者が大半だそうで、ここまで肯定的に話を聞いてくれたのは、保育士の方的には初めてだったようで、酷く驚かれてしまいました。
このこともあって、いっちの時は大丈夫と言われたのかな?と思うようになりました。
ねこまぐの保育園生活は、その後も進級することに保育士の方の間で情報共有がなされました。
その後も、特有の言動はありましたが、ねこまぐ『らしい』日常を送っていました。
指摘を受けた時は、はぁ~やっぱりか~と正直思ったりもしました・・・
もぅ、一人も二人も変わらない!と腹を括った瞬間でもありました。
次回は、いっちの小学校生活に戻ります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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