発達障害グレーゾーンの存在が言われるようになってから20年以上経ちました。
現在、発達障害グレーゾーンの支援を行うために東奔西走しています。
けれど、そもそもの障がい者児に対する制度はあれど、発達障害グレーゾーンの人に対する制度は全くありません。
今回は、実際に立ちはだかる壁の話です。
まず、発達障害のグレーゾーンについてまとめてみます。
発達障害は、自閉スペクトラム症や注意欠陥多動性障害に学習障害のその他にも、運動性チック症や吃音等も含まれます。
これらは、知的障がいや身体障碍には含まれません。どちらかと言えば精神障害の方になります。
では、グレーゾーンはどうでしょう。
学校生活では、知的・身体の障害に重きを置いてきました。そのため、知的・身体に問題がないため、本来支援が必要な児童が通常学級に組み入れられてしまう。これが、グレーゾーンとして扱われてしまう理由です。
本来、支援が必要な児童が通常学級に組み入れられることで、学校生活が上手くいかず不登校や引きこもりに繋がってしまうのです。
これが、グレーゾーンの問題です。
支援を行うための現状
これらの問題を未然に防ぐためにも必要な支援を行う必要があります。
そのために、まず役所に相談しに行きました。しかし、子ども支援課や障害福祉課等をたらいまわしにされた挙句、役所ではできることは無いとのことでした・・・
最近では、問題視される発達障害ですが、結局は役所は何も動いてはいませんでした。
これから、少しづつ色々なところに声を掛けながら、支援の道を進んで行きたいと思っています。
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