今回は、こちらでも綴りましたが、発達障害とグレーゾーンについて今回は少し掘り下げて綴っていきます。
最近、発達障害について見聞きするようになったと思います。
私自身、正直少なくとも学生の頃はこんな人もいるんだ~見たいな感じでした。
・・・まさか、僕が発達障害児のグレーゾーンの親になるとはこの時は思っていませんでした。
目次
発達障害とは
発達障害と一言で行ってもいろいろな特性があります。
発達障害だから~と一括りにしてしまうと適切な支援をすることが出来ません。
では、どのような特性があるのかを紹介していきます。
広汎性発達障害 ASD
自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)
先天性の脳機能障害と言われています。人口の1%の方がいると言われています。
いわば、発達障害としては代表格だと思います。でも、発達障害≠ASDです。
症状は、多様にわたりわかりやすいところだと
・コミュニケーションがとりづらい
・趣味嗜好に偏りがある
・規則性のある行動をとる
・以下の障害等とも併存する場合がある
注意欠陥多動性障害 ADHD
文字通りです。
注意力が欠落し落ち着いて過ごすことが難しく、衝動的に動いてしまいます。
・不注意・多動性・衝動性のいずれかが特性として表れている。
・多動性と衝動性が特性として表れている。
・すべてが表れている
学習障害 LD
こちらも、文字通り学習面での特性です。
書写力・読解力・語彙力・計算力等にそれぞれ遅延がある。
しかし、全体的なIQが低いわけではなく局所的に遅延(低い)があるということであるため、基本的には知的障がいには該当しません。
対応としては、個々の特性を理解・把握したうえで適切な学習方法が必要となります。
トゥレット症候群
運動チックと音声チックがあります。
吃音
滑らかに話し出すことが難しい。
があります。
その他にも、うつ症状を併発するケースもあります。
ASD(自閉スペクトラム症)に対してうつ症状を併発する場合が多いです。
このブログでのグレーゾーンの子供について
上記の特性及びその傾向が認められるものの、支援学級入室が必要と思われるが、支援学級に行くことが出来ず通常学級で生活をしなければならない状況程度等であることとしています。
そのため、幼児レベルの学力でも5年生の通常学級で学んでいるという状況になります。
園児が小5の児童と同じ教室で同じ内容の勉強をしているということです。
これが、白とも黒とも見られないグレーゾーンの子供たちの学習環境です。
障害の内容・程度の組み合わせの数があれば親の悩み・葛藤の数もある
発達障害の特性は、千差万別。
そのため、親の悩みや葛藤も外的要因・内的要因がいろいろと重なり合います。
障害の内容や度合いで悩みの大きさを図るのは違うと思います。
例えば、「うちの子より『軽い』のだからいいじゃない!そんなことで悩まないの!」とか、実際にあったりします。
そういうことを言われてしまうと、話しづらくなります。
基本的には、どの親にとっても同じくらい大きな悩みなのです。
『生きていく』ということをとっても、度合いで“求めるもの”が変わります。
こちらでグレーゾーンについて少し掘り下げています。⇐クリック!orタップ!
まとめ~求められる個別の合理的配慮~
近年、発達障害が広がっていく中で必要なことは、合理的配慮です。
合理的配慮については以下で綴っています。
発達障害では、個々の特性を個々であるということを理解したうえで、配慮を求めるということです。
今は、特別支援教室もあるので通常学級でも支援の幅は広がってきています。
しかし、配慮を求めるということは甘えているということではなく
スタートラインに立つための事なのだと思っています。
そのために、僕たちも活動をしていかなければなりません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント