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発達障害をもつ子で大切なのは連携~学校が抱える闇~

隙間時間の福l業
発達障害児グレーゾーンの子育て

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当ブログでは、発達障害やそれに類する特性をもつ子の子育ての体験談を中心に発信しています!

 

これまでの経験を含めて、発達障害の特性をもつ子どもをめぐる状況にとても大切なのは『連携』

であると強く思います。

連携を考える前に、発達障害の特性を持つ子どもの状況を見直してみましょう

目次

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発達障害をもつ子で大切なのは連携~学校が抱える闇~

これまで、発達障害やグレーゾーンについて色々と綴ってきましたが、今回は実際に学校側から

見える状況をまとめていきます。

学校側から見る状況をまとめる前に、発達障害をめぐる状況見るためにはいくつかに分けることができます。

大きく分けると、以下のようになります。

一つ目は、【学校】です。

二つ目は、【家庭】です。

三つ目は、【周囲の環境】についてです。

このように分けることが出来ましたが、実はこれらの『点』はすべて繋がっています。
では、どのようにつながっているのかを含めて、これらの問題を少し掘り下げていきたいと思います。

では、まず【学校】についてまとめていきます

 

学校から見えてくる状況

学校側から見るとこれまたいくつかの状況が見えてきます。

1人で30人!!

個性豊かな子どもたち

一割の特性をもつ子どもたち

学校業務の多忙さ

保護者対応

学校内の連携の難しさ

 

学校には、基本的に様々な個性・性格を持った子供たちが大勢通います。教師が1クラスを担当するのも基本的な話です(特に小学校では)。それは当たり前だろう!?と思うかもしれません。

ですが、そもそもそれが異常であると思うことがあります。それは、言い方を変えると
【一人の大人】が【約30人の子ども】を預かることになります。

そこに、発達障害またはそれに類する特性をもつグレーゾーンの子たちがいます。

発達障害の特性をもつ子は、例えばクラスに10%いるといわれています。
30人クラスであれば、3人から4人いるということになります。

当ブログでも、ちょくちょく出てくる一般的な比率ですが、これが数字だけ見ればたいしたことないと思う人も、これは多すぎると思う人もそれぞれいると思います。

普通に考えて、一人で10人見るのも大変です。それが30人・・・

 

個性豊かな子どもたち

その上、それぞれ個性のある子どもたちがいて、様々な子どもたちがいます。活発な子、自己主張の強い子、承認欲求の強い子、反発心が強い子、消極的な子、人見知りな子、などなど・・・上げればキリがありません・・・
そして、不登校に引きこもり問題
そのような子どもたちとも、臨機応変に関わっています。

勉強してきただろう?といえど、相手は人間で子ども・・・
大人が想定していることを超えたことをするのが子どもなので、勉強してようとしていまいと対応の大変さには変わりはありません。

1割の特性をもつ子どもたち

さらに、特性をもつ子どもが3・4人前後いる・・・

 

特性についてはこちらから

 

これらの特性をもつ子どもがいますが、子によってその特性は人それぞれです。
さらに、特性だけでなく性格なども複雑に絡みあっています。

これらを、ある程度把握していなければ関わることは難しいです。

なぜ、把握しなければいけないかというと、把握することで適切なかかわり方をすることが出来るからです。

ここでの適切なかかわり方というのは、どういった特性があるのか?自閉スペクトラム症の特性があるからこうしよう。注意欠陥多動性であるからこれに気を付けよう。学習障害があるから学習方法を変えていこう。場面緘黙があるから声かけには留意しよう・・・等々特性に合わせたかかわり方が大切です。

とはいえ、先に書いた個性豊かな子どもたちがいて、特性に合わせた教育や支援を担任一人でしているというのが現状です。

今は、補助員の職員がいるケースも増えてきました。それでも、中々話し合ったりすることが難しいのが実情です。

どうして、話し合うことが難しいのか・・・

 

 

担任の学校業務の多忙さ

それは、担任の業務の多忙さにあります。

授業などに加えて、学校の委員会やクラブ・部活動の担当であったり、学校行事に職員の委員会業務

等勉強以外にも多岐にわたります。さらに、出張や研修などが意外と頻回に行われています。

その他にも、入試などに関わる学年であれば入試対策なども業務に加わります。

その多忙の中で、通級担任や補助員などと細かく話し合いを設けることは人によってはとても大変です。

そして、これまた人によって大きく変わりますが・・・

 

保護者対応

個性豊かな子どもたちでも、問題は起こります。その対応の中で状況によっては保護者への対応もあります。

スムーズに進む場合もあれば、こじれる場合もある。

保護者対応も大切な業務の一つです。

中には、先日起こった保護者とその仲間たちが小学校へ乱入してくるという事件がありましたが(ここまではさすがに異例ですが)、少なからず保護者と担任の関係性が上手くいかないケースもあります。

 

 

学校内の連携の難しさ

これらのことがあり、先にも少し書きましたが、学校内での連携の難しさがあるところもあります。

例えば、支援が必要な子でも、進級の際に引継ぎがされていなかったり、問題行動をとる児童に対して相談・支援の連携が取れていなかったりする場面があったりします。

通常学級と支援教室の連携が上手く取れないこともあったりします。

このように、学校での発達障害の子どもを取り巻く環境について様々な問題があります。

総合的に学校のシステム(制度)の問題が大きくあるように思えます。学校を取り巻くシステムがもっともっと柔軟になっていく必要があると考えます。

この事については、他の状況を綴ってからまとめて行きたいと思います。

 

 

 

と、いうことで今回は、発達障害の特性をもつ子の子育てで大切なのは連携~学校が抱える闇~についてまとめてみました。

あえて『学校が抱える闇』としましたが、学校だけでもこれだけの課題的なものがあるので『闇』と表現しました。。。

これでは、発達障害の特性をもつ子の支援が中々進みにくいというのもうなずけるものなのだなと感じました。

 

 

次回は、【家庭】についてまとめていきます。

 

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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