お久しぶりの投稿になってしまい申し訳ありません。
最近、勉強会・講演会等の準備にかまけてしまっていました。。。
さて、今回はタイトルの通り子どもが不登校になってしまった!!
学校には行かなくても大丈夫?です!
目次
■学校に行かないという選択
結論から言うと、無理に学校に行く必要はありません!!
え?なんで?と思う方も多いかと思いますが、大切なのは『無理に』です。
学校に行きたくないのに、無理に行っても仕方がないからです。
学校に行きたくない理由というのを大切にしたいと思っています。
そして、最も重要なのは親・保護者が無理に学校に行かせようと思う心です。
親・保護者なので、子どもが不登校にさせたくないという気持ちを持つ方も大勢いるかと思います。
でも、学校に行くのは子ども本人です。なので、学校に行きたくないという気持ちがある以上は無理に学校に行く必要は無いということです。
■大切なのは不登校になった過程
じゃあ、そのまま不登校にすれば良いのか?
それもまた違います。
不登校になってしまうと、引きこもりになり他者との交流がなくなることで対人恐怖症になることもあり、家族への暴言や暴行にも繋がりかねません。
だったら、どうするのか?
まず、不登校になった理由を知ることです。
・勉強についていけなくなった
・いじめられるようになった
・他者とコミュニケーションをとるのが辛い
・先生とウマが合わない
など様々な理由があります。
その理由を、子どもの身になって聞いてみることが大切です。
■不登校になった子どもの気持ちに寄り添う
不登校になった時点で、子どもの精神面は大人が想像する以上に危機的状況です。というのも、子どもの世界というのは大人に比べるととても、小さな世界です。
大人は、今までの経験と知識があるので大人の世界はグローバルなものまで広げることができます。
しかし、子どもの世界は、家庭と学校とその地域という極めて小さい世界です。
ですので、子どもの世界と大人の世界を同一的に考えることをせず、子どもは子どもの世界の悩みがあるということを理解しましょう。
合理的配慮はここから始まります!
■不登校の解決への標
不登校になった理由について、子どもからしっかり話を聞くことができれば、その理由に応じたかかわりが必要です。
理由を把握したうえで学校に相談しに行くことです。
勉強についていけない、他児とコミュニケーションが上手に行うことが難しい等は、子どもの特性をしっかり伝えながらどのように対応することが最善となるかを確認しながら関わりましょう。
しかし、いじめや先生とのウマが合わないとなった場合は、学校に相談するというのは状況によっては悪手になります。
それは、学校・・・校長先生によっては真剣に対応することをしないケースが実際にあるからです。
これは、ニュースで取り上げられるいじめ問題を想起すれば明らかだと思います。
では、その場合はどうするのか、第三者を立てるということです。
第三者とは、家庭・学校ではなく市区町村の相談窓口などの機関です。
第三者を立てることによって、学校だけではなく客観的な見方ができる人を作ることです。
■できれば学校に行って欲しい
ここまで、不登校になって無理に学校に行く必要は無い!と謳ってきて、でも学校に行けるようになった方が良いとしてきました。
結局どっちなんだい!?と思われるかもしれません。。。
私の考える学校に行くというのは、学校は他者とのコミュニケーションをとることができる大切な場であると思っています。なので、勉強ができなくてもいい・・・いや、最低限はできるに越したことはありません💦
そして、何よりも学校でしか体験できないイベントがたくさんあります。
遠足・社会科見学・林間学校・修学旅行・運動会等々です。
これらの事は、決して無駄ではないと思っています。
そのため、これらの場やイベントを大切にしたいという思いもあり、不登校になっても学校に行ってもらいたいという気持ちがあるからです。
とはいうものの、当の子どもが行きたくないといえば無理に行く必要はありませんが、行ってみたいと思うように気持ちをモチベーションを持っていくことをすることはとても大切だと思います。
小さいことから、成功体験を積んでいくことが一歩となります。
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