グレーゾーンの発達障害児の子育てとして、必要なことってたくさんあると思います。
その中で、これをやると先々までとても役に立ちます。
それは、記録を残すことです。
今回は、この記録を残すことについて実体験を元にした事例を入れながら綴っていきます。
良かったら見ていってください。
目次
記録とは?
記録なんて書いたことないし、どうやっていいかわからない!てか、そもそも記録って何よ?と思われる方もいるかもですね。
記録は、子供の様子を記していくものです。この場合、記録というと固くなってしまうので気持ちとしては日記程度と思っても大丈夫です。しかし、あくまで記録なので、主体的な書き方はしない方がいいです。客観的に書いてください。
どうしてか?それについては後述します。
記録を書くことで、自分の気持ちも客観的に見ることが出来ますし、振り返りながら落ち着いて考えて伝える事もできます。
記録の書き方
基本的に、5W2Hで残しておくのが基本です。
5W1Hは聞いたことあると思いますがに1H追加します。
・When/いつ
・Where/どこで
・Who/誰が・誰と
・What/何を
・Why/なぜ
・How/どうした
・How much(long)/どれくらい
この中で、+1Hはhow mach(long)です。
そして、発達障害児の記録としても重要なところでもあるので、記録の基礎である5W1Hにプラスしています。
例えば・・・
10月5日月曜日の10時頃、学校の門のまで行くも校内に入れず、ママが校内に入るように声を掛けるといっちが拒否をした。ママが背中を押し学校に入るように言うと大声で泣きパニックになった。パニックになってから10分後に様子を聞き先生が来てくれてママは離れた。その後、60分ほどパニックは続いた。本人の強い帰宅の意思があり先生から連絡を受けて、ママが迎えに行き帰宅することになった。帰宅してから程なくして落ち着き自宅で過ごした。落ち着いた後、パニックになった理由を聞くを「わからない」と答えていた。
さらっと、こんな感じで流れが何となくわかる程度でも大丈夫です。今日は、こんな感じだったなぁ~で大丈夫です★
記録の重要性
どのように重要なのかというと、特性の中で例えば自傷(自分で自分の事を傷つけること)や他害(他人を傷つけること)があったり、パニックがあったりした場合、どれぐらいの時間行っていたのかを明確に残すことが必要です。
その時間が、対策への一つの指標にもなるからです。
例えば、どういう時に何が起きてどれくらいの時間おこなっていたのか?など具体的に書くことで行動のパターン化も見えてきます。
ただし、記録を書く際に基本は客観的に書いてください。客観的に書くことで子供への関わり方も客観的に見直すことができます。また、記録ですので状況の証明に使うこともできます。なお、主観的なことを書きたい場合は、その事柄の後に別に設けるとわかりやすくなります。
あくまでも、記録は客観的に。
記録の使い方
データ化することで、子供の特性をデータ化することが出来ます。データ化することで先述した行動のパターン化をすることが出来ます。
この流れでは、このようなことが起こる。というようなことが、いくつかのパターンに分類できるようになります。
相談支援センターなどに、相談する際も言葉で伝えづらい時もその記録を見て頂く事でスムーズに状況を伝える事が出来ます。
まとめ
発達障害児の親でもできる事。記録について紹介しました。いかがだったでしょうか?
最初は、書き方も難しく慣れないと思います。ですので、日記気分で始めても大丈夫です。大切なのは残すことです。その際に、あった事だけを書くことが重要です。
5W2Hは、出来る限り詳細に残しておくと相談する時に状況を伝えやすいです。
いつ/どこで/だれが/どのように/どうして/どうした/どれくらい
この要素に基づき記録を書いてみてください。
どうしてパターン化する必要があるのかは、また別の機会に実体験を交えて綴ります。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
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