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グレーでも取れる!?精神障害者保健福祉手帳の取得とメリット

隙間時間の福l業
親としての支援

今回は、精神障害者保健福祉手帳(以下・手帳)についてその取得とメリットについて綴りたいと思います。

グレーゾーンは手帳なんて取れないと思っている方も多いかと思います。ウチもそうでした。でも、精神科受診した結果、さまざまな特性が明確になったので取得しようと思いました。

 

結論から言うと、いっちとまぐねこは取得できました。ちなみにいっちは2級で、まぐねこは3級でした。こちらの詳細は後日。

とりあえずやってみる!っていうことです。

先に言います。基本的にデメリットはありません。手帳を持っている事自体がデメリットなのではというのであれば、自分から「手帳を持っている」ということを発信しなければわかりません。
強いてあげるなら、ほしいと思ってから受け取るまで約1年弱かかります。

それでは、取得とメリットと強いていうデメリットについて掘り下げていきたいと思います。

今回の情報は、厚労省の精神障害者保健福祉手帳のホームページを参考にしつつ実体験を併せています。

目次

手帳の取得方法

対象者

精神障害が理由で、日常・社会生活に支障がある方です。
精神障害とは、
・発達障害
自閉スペクトラム症
注意欠陥多動性障害
学習障害
・うつ病・躁うつ病等
・統合失調症
・高次脳機能障害
・薬物依存症
・その他精神疾患

 

手帳の等級と内容

等級は、1から3の3段階です。数字が少ないほど重度となります。
(介護保険とは逆ですね)

3級、日常生活において最低限の支援を要することで営むことができる。

2級、日常生活において支援を要することで営むことができる。

1級、日常生活または社会生活において支援を要することで営むことができる。

・・・厚労省のページの説明を少し砕いてみましたが、???どういう事?
って感じですよね。

3級は、家族等と家や外出先で一緒にいる場合に、状況に応じて一緒にいること(支援)が必要な状態である。ということです。

ウチの場合例えば、まぐねこは、ADHDのため道路への飛び出しがある。その場合は道路へ出る際には一緒にいて声をかけるなどする必要があるが、飛び出しは時々であるため常に一緒にいる必要性は低い。
この場合は、適宜飛び出さないように注意することで回避できる。と審査時におそらく判断され3級となります。

2級は、3級と基本的には同じですが、常に一緒にいること(支援)が必要な状態である。ということです。

ウチの場合例えば、いっちは(ASD+LD+ADHD=いっち)という合わせ技なのでその時の場面で常に支援が必要な状況であり、学校にも行ける状態でもなかったためおそらく2級の判定でした。

1級は、2級に加えて学校や会社等社会生活でも同様に、常に一緒にいて支援を必要としている状態である。ということです。

要は、どれほど支援を必要としているかがポイントとなります。

注意:審査結果の理由は教えてくれません。あくまでもいっちとまぐねこは推察です。ご了承ください。

 

申請方法

申請するに当たっては、その市区町村へ相談して指示に従ってください。

 

基本的には、
精神科医の診断書が必要になります。但し、申請用の診断書を作成するまでには、診断日から6カ月間は通院をしなければいけません。

診断書を作成してもらったら、
申請書
診断書
本人の証明写真
をもって、指定の窓口で申請をしてください。

申請後、認定審査が行われます。認定審査では、診断書を元に手帳取得の可否と等級について話し合われます。

認定審査が行われるのが、申請してからおよそ1~2カ月後でさらに、結果が出て手帳が発行されるのがさらに1カ月後となります。

ということで、手帳がほしい!!と思ってから審査が通って手帳受け取りまで1年弱かかりますのでご注意ください。

また、現在精神科でも発達障害と思われる子供の認知が増加傾向にあるため初診の予約が数カ月先になる場合もあるため、予約から初診までが数カ月先ということもあるそうです。病院によっては、取る決意から受け取るまで1年以上かかる場合予想されます。

ウチは、2月ごろに手帳がほしい!申請しよう!となって受け取ったのはその年の年末でした。。。

では、その1年を乗り越えた先のメリットについて綴ります。

メリット

このブログでは、あくまでグレーゾーンの方が主体ですのでご了承ください。

メリット1
博物館や遊園地等のテーマパークの駐車場が無料や割引になる。

メリット2
博物館や遊園地等のテーマパークの入場料が無料や割引になる。
基本的に、本人とその介助者が対象になることが多い。
まれに、本人は料金が発生するが介助者は無料(割引)になる(又はその逆)、本人1名に対し介助者2名まで対象となることもある。

グレーゾーンでのメリットは基本的にこの2点です。

しかし、この2点が地味に大きいですよ!
とある博物館であれば、いやらしくなりますが・・・
ウチの場合
大人780円×2=1560円
小人340円×2=680円
幼児    =無料
なので・・・計2240円です。

つまり、今まで年パス買ってはいましたが、1回位あたり2240円が浮きます。
年に5回行っていた場合は、8440円が浮きます!!これでやきに・・・

これって大きくないですか?大きいです!!ウチでは!!せこくてすみません!!!

ですので、上手に使うととても役に立ちます。
昨今、物価が上昇傾向にある中、子供たちを支援しているママパパ達には、子供を喜ばせてあげられるチャンスです!!

その他のメリット
・NHKの受信料の減免
・各種税金の控除・減免
等がありますが、基本的には1級が対象になることが多いです。

そのため、グレーゾーンで子育て期においてはメリット1・2だけでも十分すぎるほどの魅力があります。

まとめ

今回は精神障害者保健福祉手帳の取得とメリットについて綴りました。
基本的に、発達障害であれば申請できます。
しかし、申請するためには、最低6カ月間の通院と申請してから3か月ほどの期間を経て取得まで合計1年弱はかかります。そして、必ず取れるというわけでもありません。

さらに、新規患者が増加傾向にあるため、初診が予約から数カ月先ということも予想されます。

メリットとしては、駐車場やテーマパークなどでは割引等のサービスを受けることが出来ます。ただし、必ず初めて手帳を利用する際は、事前に各ホームページなどでどのようなサービスを受けることが出来るのか調べてから出かけてください。

行った先で・・・「え!?手帳使えないの??」とならないように注意してください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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