発達障害の特性をもつ子の子育てで大切なのは連携~周囲環境~
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当ブログは、発達障害やそれに類する特性をもつ子の子育ての体験談を中心に発信しています!
特に、グレーゾーンの特性をもつ子やその保護者が中心の記事になります。
ですので、主に普通学級での事例を中心に記事になります。
今回は、前々回・前回から引き続きの内容になります。
前々回はこちら
前回はこちらから
ということで、改めて今回は【周囲の環境】について深掘りしていきます。
目次
見落としがちな周囲の環境
これまで、発達障害の特性をもつ子の通常学級での課題・問題について記事にし、【学校】・【家庭】について上げてきました。
その他に大切なのが、【周囲の環境】です。
周囲の環境は、役所関係や医療機関の他に利用できる施設や事業所等の事です。
役所関係では、子どもの発達に関しては専門の部署があります。場所によっては無い場合もありますので、事前に確認してください。
発達障害に関しては、程度の差がとても大きなふり幅があります。重度からグレーゾーンまで特性は多岐に分かれます。
場所的な差がありますが、相談員が抱える人数は一人で50人から100人と言われています。
そのため、相談員にかかる負担がとても大きく特性が重度の子から順番に相談割合を割くことになります。よってグレーゾーンの子は後回しになることも多くあります。
また、グレーゾーンでは利用できる機関・施設は限られます。相談しても、すぐに手だてに行き詰まることも多々あります。
発達障害児が利用できるサービス・機関・施設
先ほど、利用できる機関・施設などについて書きましたが、どのようなものがあるのかというと・・・
・子供発達相談課(市役所)
・放課後等デイサービス
・移動支援またはファミリーサポート
・体験型リトミック
・学童保育
等があります。
こちらのサービスの説明はこちらから
こちらのサービスは、福祉サービスや民間サービス等いろいろあります。
その中でも、福祉サービスを利用するには『受給者証』という都道府県や市町村が発行するものが必要になり、それぞれの審査が必要になります。
また、審査のためには発達障害であるという検査も昼用となるので、人によってはハードルが高い場合があります。
さらに、放デイを利用しても、障害度合いが中重度の子と一緒に過ごすこともあり、話が合わない等から利用をやめるケースも多々あります。
しかし、利用料は一部負担になるため安価で利用できるのは大きなメリットです。
また、民間サービスでも数は少なく、塾などと同じように全額負担になるため経済的負担が大きく、空きがないことも問題点として挙げられます。
ただ、細やかなサービスがあるなども多く内容も多岐に渡るため選択の幅はあります。
まとめ
ということで今回は、周囲の環境についてまとめました。
福祉サービスも、利用に関しては人によって始めるためのハードルが高かったり、利用しても関係性で継続が困難になったりすることもありますが、利用料は一部負担なので経済的に負担は和らぐことがあります。
民間では、利用料が高く空きがないため数か月の空き待ちがあったり等の問題もありますが、様々な体験ができる事業所があるため選択肢がとても多くあるのはメリットだと思います。
それぞれ、一長一短ありますので状況に合わせて考えていくと良いと思います。
これまで、当ブログでは様々な事例を出しながら記事にしています。ぜひ、時間がありましたら読んでいただけると幸いです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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