発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
今回は、いっちやまぐねこの行動に対して医師の診断を受ける事にしました。手帳取得の有無を決める事に・・・
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発達障害児グレーゾーンの子育て記録33~医師の診断と手帳~
学校に行くことが出来るようになったいっちですが、今まで思っていたことに対してはっきりしたいと思っていました。
いっちとまぐねこは、障がい児なのか否かを・・・
正直、いっちに至ってはここまで手厚い支援(合理的配慮)を頂いているので、何もないということはないと思ってはいたのですが、特性の本質を明確にすればさらに支援の質の向上にもつながると思い医師の診断にゆだねることにしました。
精神科へ受診しに行きました。
いっちとまぐねこ一緒に診て頂きました。
受診の様子は、二人とも全く違うのでそれぞれ簡単にまとめてみます。
いっち
診察の前にプチパニックを起こしました。理由は、初めての病院に行くことに抵抗があり診察前で不安のキャパシティーをオーバーしたことでした。
Dr.は、慣れている様子でいっちが落ち着くのを待ってから診察をしてくれました。
まぐねこ
診察室に入るや否や、Dr.の前にある椅子(座面が回るタイプ)に座ると、ずっとくるくる回って何やら大声を出して楽しんでいました。声を掛けると一時的に止まる事が出来るのですが、すぐに動き始めてしまう状況でした。
このように、二人とも発達障害のグレーゾーンですが特性は全く違います。親としても二人とも違う様子に少し可笑しくなってしまいました。
本当に、ちぐはぐだなぁと・・・
そして、結果が出ました。
いっちは、自閉スペクトラム症(ASD) 学習障害(LD) 注意欠陥多動性障害(ADHD)
また、国語力においての値は60でした。
※平均値は100 境界線70〜79 知的障害69以下 軽度知的障害50〜69
ねこまぐは、注意欠陥多動性障害(ADHD) 学習障害(LD)
それぞれ、このような診断を受けました。左から順に特性が強く出ているようです。
注意欠陥多動性障害や学習障害は何となくあるだろうと感じていましたが、いっちの自閉スペクトラム症の診断が付くことまでは予想していませんでした。
改めて、今後はいっちに対しては自閉スペクトラム症を念頭に入れて支援をしていくことを考えていかなければいけない事となりました。学習面に関しても、支援内容の見直しをしていくことにしました。
この結果から、手帳を取得することとしました。
今後も、支援学級に入ることは難しい事はわかっていたのですが、手帳を取得することで何か環境を少しでもよりよく環境を変える事が出来ればと思い行うことにしました。
審査中は、いっちは3級は取れるだろう・・・まぐねこは難しいかもしれないと思っていました。
審査の結果・・・
いっちは、2級 まぐねこは、3級
でした。
まさか、いっちが2級とは思いませんでした。そこまでだったとは・・・より一層、なんで特別っ支援学級に入れなかったのか理由を知りたいです。ホントに・・・
と、言うことで精神障害者保健福祉手帳を取得しました。
手帳取得しても、一応通常学級のままなので結局はグレーゾーンのままなのですが、これからも皆さんと協力しながら支援を考えていきたいと思います。
上記の結果を、学校の先生や発達相談支援センターの職員の方々にお伝えしたところ、驚いていました。学校の先生は、やっぱり支援学級の審査に落ちた事は納得できない様子でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、進級するいっちに起こった問題です。
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