発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
今回は、成功した宿泊学習ですが学校・家それぞれで合理的配慮として何をしたのか過去2回ではまとめきれなかったことを綴りたいと思います。
前回の話を読んでから進んでください。
前回の話はこちらから
始めからの話はこちらから
綴ることの思いや考え方もこちらからご覧ください。
目次
発達障害児グレーゾーンの子育て記録39~宿泊学習それぞれの準備~
大成功となった宿泊学習の参加でしたが、無理しない方が良いのでは?から大成功にまで至った学校側と家側の合理的配慮な支援についてまとめたいと思います。
※家族が事前学習に必ず行く事を伝えてからの動きの話です。
学校で事前に行ったこと。
通常学級での支援
宿泊学習の事前授業で地域や歴史をパソコンを使って調べる際、クラスメイトとは調べ方を変えて(検索範囲を広くした)宿泊学習で行く地域の魚を調べる(写真も可)等、本人の興味が強い事を調べることで宿泊学習に参加したい気持ちを強くしてくれました。
バスの席を1番前にして先生がすぐに対応できるようにしてくれました。また、仲の良い友達の近くの席にしてくれました。
通級での支援
通級でも、特別に宿泊学習に向けた内容に変えてくれました。
個別等の学習の時間に1日の流れを確認して、行く場所の資料や写真を調べさせてくれました。(漢字などが読めないため、説明文は先生が読んで伝えてくれる)
本人の気になっている点や不安な事を適宜聞いて、それについての解決案を1つ1つ提案して一緒に考えてくれました。
学校では、このような形で出来る限りの時間を使って宿泊学習のモチベーションを高めてくださいました。
家庭での支援
前回の通り、実際に見に行って弾丸ツアーを試みました。弾丸ツアーの際に以下の事を行いました。
本人にipadを持たせて、当日のポイントとなる場所の写真をいっち自身で撮影してもらい、後日学校にipadを持って行って見た時にすぐ思い出せるようにしました。
※特例として、当時ipadを学習道具の一つとして学校持込みの許可を頂いていました。
本人が苦手としている場所に積極的に行くようにしました。(砂浜、植物が多い所、暗い場所等)苦手意識を軽減できるように声を掛けながら回りました。
学校と家庭
宿泊学習前に学校と家庭の2者で面談をしました。
下見の時の本人の様子やパニック時の対処方法、本人の苦手な場所等のについてすり合わせをし、親もすぐに現地に迎えに行けるようにしておく事を伝え、当日はなるべく担任が付いていてくれる事になったことなど話をしました。
協力する支援
このように、学校だけではなく出来る限り家庭でも支援を行うことで、少しでもパニックを起こすリスクを低くすることで、学校側が支援しやすいようにして、学校・家庭と協力しながら支援を行うことが出来ました。
今回の事で、いっち・学校・家庭とそれぞれで成功体験を積むことが出来ました。
今回の話は、全3回と長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、小6になり環境が大きく変わります。しかし、今回の環境の変化はとても大きいものでした。
コメント