発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
今回は、小5年から6年へ進級する際に、また一騒動起こりました。
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発達障害児グレーゾーンの子育て記録40~進級でリセットも・・・~
学校は、年度が替われば環境が変わります。
何処も一緒だと思います。
いっちは、ASD(自閉スペクトラム症)がとても強い発達障がいの特性を持っています。
その為、複数ある特性の中で環境が変わることに対してもとても敏感に反応します。
今まで(ASDの診断を受ける前)も、年度替わりのタイミングで環境が変わること学校に行きづらくなったりしました。
今回も。。。
ということで、先だって春休み入った頃の事。通級の担当教師から連絡がありました。
「特例として、許可が下りたので連絡しました。」
「来年度の事なのですが。。。」
とやや歯切れの悪い言い方をしてきました。
あぁ・・・、来年度いろいろ環境がかわるのかぁ・・・ と感じ取りました。
けれど、感じ取った事以上に状況は悪かったのです。
来年度の変更については、担任と通級の担当教師が変わるということでした。
今まで、学校生活を無理なく過ごせたのは、主に担任と通級の担当教師の協力が大きかったからです。
特に通級の担当教師は、2年からずっとメインで付いてくださった先生でした。
いっちも、完全に頼りにしていたところがありました。通級の担当教師がいたからこそ学校にも通えるようになったと言っても過言ではありませんでした。
その状況が、来年度から変わる・・・眩暈がしました。
3月の段階で来年度の様子を伝えてくださったということは、事前にいっちに伝え状況を出来る限り受けてめてもらいたいということでした。
春休み入って直ぐ、来年度の環境が変わることを適宜何度も話しました。
翌年度。
新学期が始まりましたが、事前説明をするも学校へは遠のいてしまいました。
この頃は、完全に学校に行けないなら無理に行く必要はないということを冷静に思うことが出来るようになっていたので、親も焦ることはありませんでした。
しかし、いっち自身が行けると思っていっても、去年・一昨年と同じように学校前でパニックを頻回に繰り返していました。
学校付近でパニックになっていれば、新しい担任が休み時間に迎えに行き学校に連れて行ってくれました。
その後も、学校を休むこともしばしばあり、そんな時は担任が玄関外まで来ていっちに声を掛けてくれました。
6月下旬ごろから再びゆっくり行けるようになって、いっちスペースで過ごせるようになってきました。
毎年二進一退で少しづつですが、学校の行事には参加できるようになってきているを確実に感じる事が出来ています。
焦らない・無理をしない事を考えながら支援をしています。
というわけで、毎年恒例な新学期の話でした。 学校は、無理に行く必要はありませんが、出来たら行けるといいなぁと思いながら支援をしています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、目立つ『こだわり』とその対処について綴ります。
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