当ブログでは、発達障害グレーゾーンと合理的配慮についていろいろと綴っています。
今回は、発達障害グレーゾーンの特性に合わせたかかわり方について、記事にしたいと思います。
発達障害と一言で済まされてしまう場合がありますが、発達障害は基本的に
大きく分けて、自閉スペクトラム症・注意欠陥多動性障害・学習障害この3種類になります。
その他にも運動性チック症などがあります。
発達障害と言っても、このように複数の特性があります。
さらに、特性によってかかわり方が全く違います。
自閉スペクトラム症も、昔でいえば自閉症やアスペルガー等の総称となっているため、厳密にいえば、自閉スペクトラム症も細かく特性を見極めてかかわりを持たなければなりません。
同じように、注意欠陥多動性障害も注意力の欠如だったり、多動性だったり、衝動性だったりとどの特性が強く出るのかでかかわり方が変わってきます。
さらに、学習障害も同じように、読字障害や書字障害に計算障害とそれぞれ違う特性があります。同じように見極めてかかわりを持たなければなりません。
このように、発達障害でもたくさんの特性があります。そして、この特性が複雑に絡みあったのが発達障害の特性です。
そのため、発達障害でも全く同じ特性を持つということは珍しいため、大切なのは個々に合わせたかかわりを持つこと、合理的配慮を行うことです。
さらにさらに、グレーゾーンではその特性も大きく出るか小さく出るかで状況が大きく変わります。発達障害の特性を持たない子どもたちと一緒に学校生活を送ることはとても大変です。
ですので、発達障害の特性を少しでももつ子どもたちとのかかわりはとてもデリケートな問題です。
特性をもった子どもと関わりる際には、発達障害と一括りにせずに、発達障害の中にある特性を一つ一つ見出して、関わらなければいけません。
子どもたちでも同じようなかかわり方はあっても、まったく同じかかわり方はありません。
どのような特性があるのか特性に対してどのように関わればよいのかを見出すことが、合理的配慮にもつながります。
大切なのは、発達障害ということで括るのではなく、一つ一つの特性を見出してその子に合わせたかかわりを持つことが大切です。
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