注意欠陥多動性障害について、自分の子供を見ていて困る場面って多々ありますよね。
突発的に動いてしまって周りに迷惑をかけてしまう、学校に行くのに忘れ物を毎回してしまう。
疲れ果てているときに真横で、ばぁーと走って飛んで大声で騒いできます。
まぁ、ブチギレてしまう事もしばしばありますよね!・・・よね?
とはいえ、いつか通報されてしまうかもしれないので、なるべく落ち着いて注意しようとは思ってはいます・・・いますよ?
声を荒げないためにも方法はあります。
衝動性は、体を動かして疲れてもらうというのが良い方法なのかもしれません。しかし、それでは親の体力も持ちません。
では、どうすればよいのか。
それは、ゆっくり話をして伝えて一緒に準備をしてあげることです。
ずっと動いていて、まったく聞いてくれないよ!という方は、是非見てみてください。
今回は、少しこのことについて掘り下げていきます。
目次
なぜ衝動的に動くのか?
ウチは、二男のねこまぐがADHDなので本人に聞きました。
曰く、「わからない、でも勝手に動いちゃう」
とのことでした。
これがすべてだと思います。本当に抑えられないようなのです。呼吸するように、体が動いてしまいます。
結果、家を壊されます・・・
壁に穴をあける、コンセントを壊すなど等。。。この辺、いつか紹介したいと思います。
ですので、怒っても意味はありません。でも、怒ってしまいます。それはもぅ、怒ってしまいます。(汗
でも、なるべく怒らない努力はしていますよ?
ADHD 注意欠陥多動性障害を理解する
まずは、特性の理解から始めましょう。
注意欠陥多動性障害は、注意が欠陥し多動性の障害です。
つまり、不注意で衝動性があって落ち着かない障害です。
忘れ事が多く、落ち着きがなく、突然動きたす。という、理解がなければ明らかに周りから見たら迷惑者かもしれません。
実際、教育が出来てない、しつけが出来てないと言われたこともあります。
先にも述べましたが、勝手に動いてしまうので自分で抑えることが難しいので、周りはもっと抑えられません。
その為、薬で落ち着かせることが有力です。
コンサータという薬を聞いたことがあるかと思います。
服薬している方もいるかと思います。
しかし、僕たちは薬を使わずに過ごせるようにしています。
薬の考え方については、服薬治療の考え方にて綴っています。
服薬を否定しているわけではありません。
では、どうするのか??物理的な方法でアクションを起こしています。
・・・もちろん叩かない方向で
声のかけ方
ウチは、家を勢いで偶発的に破壊されつつありますが、一度破壊さえると切り替えることが出来ましたw
でも、人に迷惑をかけるのは別なのでその時は、注意します。
先にも書きましたが、怒らないことと言っていますが、怒らなければ怒らないで、周りの人も決して良い気分にはなりません。なので、怒鳴る必要はありません。声を掛けてあげましょう。
声を掛ける際に、周囲の情報が入らないように留意してください。1対1になり、ゆっくり話をする聞ける環境を整えることです。集中できるようにほかの人とは別室で話すとよいでしょう。
その際、ママが話していればパパがほかの子供を見ることです。
周囲がガヤガヤしていると、そちらに気がもっていかれてしまいます。気を付けてください。
不注意について
学校へ持っていくものを忘れる。配られたプリントを忘れる。というか無くす。
酷い時は、買っても買ったそばからなくしてくれます。これは、よく観察しているとわかります。ねこまぐを見ていてある意味納得しました。これは、無くすし忘れるね・・・と。
買ったあと、買ったことを忘れてそのままその辺において衝動的な行動をとり、置き忘れてしまうのです。また、経緯そのものも忘れてしまうため、自分がどこで何をしていたかもうろ覚えのためわからなくなってしまうのです。
では、どうすればよいか。
不注意・忘れてしまう事への対応策
よく言われるのが、ポストイット(付箋)を張って忘れないようにするのが良い。これは、合う人は合いますが、子供には難しいです。
子供の視野について言われているのが、集中しているときはペットボトルのキャップほどといわれています。
ADHDの子は、常にこのペットボトルのキャップほどの視野であると見ていて思います。
そのため、ポストイットをしていても見ません!というより、ポストイットの事自体忘れているので意味がありません。
つまりは、準備などは常に一緒に行い確認しながら伝えていくことが一番効果的です。先にも言いましたが、1対1が一番伝わりやすいです。さらに、外部の刺激を遮断することも一緒です。
まとめ
ADHDの子に対しての関わり方としては、
・1対1で周囲に気が向かないようにゆっくり話をする。
・準備などは、親と一緒に行う
以上の2点をしっかり守り、続けることで徐々に比較的伝わるようになります。
焦らず、子供のペースに合わせながら根気強く付き合っていきましょう。
時に、ママとパパが入れ替わっても大丈夫です。また、一人で子育てされている場合は、頼れる方にお願いするのも一つの方法です。
決して、一人で悩まないことが大切です。そして、無理をしないこと。親がずっとついていることも限界があります。できるだけで大丈夫です。
少しづつやってみましょう。まずは、1対1を意識することからです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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