発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
今回は、学校復帰の最終目標である、教室へ向かいます。
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発達障害児グレーゾーンの子育て記録32~不登校からの復帰!教室へ~
ここまで、紆余曲折ありましたが少しづつ学校に居ることが出来るようになりました。
担任の先生もクラスメイトのみんなに、いっちの様子を伝えてくださいました。
やがて、休み時間にはクラスメイトが心配していっちのスペースに遊びに来てくれたり、給食ではクラスメイトが届けに来てくれたりしていたそうです。
気持が落ちてしまう時は無理に学校に行かず、もしくは少し学校に居て帰るなど臨機応変に対応してきました。
いっちスペースに居られるようになった頃から少しづつ、授業に参加してみるように先生からいっちへ声を掛けてくれていました。
教室ではなく、授業から参加し始めることについては、『クラス』に入りやすい好きな授業から入ることで教室へつなげていくというプロセスです。
いっちの場合は、理科の実験がある授業から入っていくことにしました。
実験だけ参加して、実験が終わったらいっちのスペースに戻るということをゆっくり行っていきました。
徐々に、授業から教室へ移ることが出来るようになっていきます。
教室では、一番後ろの廊下側の席を用意して、いっちがいつでも教室に入りやすい環境を整えてくれました。
最初は、数秒教室に入るから始まり、5分・10分と時間を延ばしていくようにしました。
問題もありました。いっちのクラス以外からの声です。
学年や組が違う児童からいっちだけ一人のスペースがあってずるい等の声があったそうですが、主に通級の先生方が児童のみんなにその都度声を掛けてくださいました。
こうして、いっちが少しづつ教室にも行けるようになりました。
いっちの学校や教室に行きたいという気持ちを、先生方をはじめ相談センターの職員の方、クラスメイトのみんなの合理的配慮があって学校復帰という目標をクリアすることが出来ました。
毎日ずっと教室にいるということは難しいので、少しでも教室に行くことが出来たことを、私たちはクリアできたということにしていました。
今後は、今状況を出来る限り維持しながら残りの小学校生活を支えて行けるように支援していきます。
この環境が、この学校で先生方々でクラスメイトで相談センターで方々といっちの気持ちがあったからできた事だと思っています。
本当に感謝しかありません。
それでも、親にもまだまだやることはありますので、引き続き記録を続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、いっちとまぐねこ精神科へ行き、手帳取得を目指していきます。
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