前回、授業に少しづつ参加するいっちを綴りました。
今回は、その対応について改めて考えていきたいと思います。
改めてまずは、発達障害とグレーゾーン、合理的配慮という理想、合理的配慮の実践
それらについて振り返りたいと思います。
目次
発達障害とグレーゾーン
昨今、発達障害について取り出されることが増えてきました。しかしながら、取り出されるのは、特別支援学級や特別支援学校に『通える・入れる』子供たちがメインです。
インクルーシブ教育も同様です。
発達障害を一括りに表現することが一般的に多く目にします。しかしながら障がいと言っても
身体的障がい、内部的障がい、精神的障がい、知的障がい等に大きく分けてもこれほどです。
個々に特性が合わされば千差万別です。
そして、ここにさらにグレーゾーンが加わります。
グレーゾーンはこのブログでも主軸にしているワードの一つです。
グレーである。黒色でも白色でもない灰色。狭間の色。
支援を受けることが出来ても、それが難しい。
(ここは飛ばしても大丈夫です)少し脱線しますが、通常学級で放デイに通うとします。
今は放デイにもいろいろありますが、大半は支援学校や支援学級の児童が多く利用しています。
そうすると、通常学級に通っている児童がその放デイに通うのは現実的に難しさがあります。ニーズが違うのです。
もちろん、グレーゾーンの児童が中心の放デイもありますが、ただでさえ不足している放デイに空きがあるわけがありません。
その為、放デイを利用すること自体も難しい状況になる場合があります。
話は戻ります。
メディアなどに取り出されているのは、障がい認定をされた児童が主軸であるということです。
では、グレーゾーンはというといるのはいる。。。でも実際に何が大変なのかが表面には出てき辛いということにあります。
表面化され辛い一因としては、『何が問題なのか』がこの問題理由が多すぎる事にあると思います。
学力でも、漢字は理解できるがカタカナが理解できない、またはその逆であったりひらがなであったり。掛け算は出来るが足し算が出来ない。足し算は出来るが引き算は出来ないなどである。これは一例ですが、これらが事細かに分かれていきます。
衝動性でも、破壊衝動や他傷衝動・自傷衝動などもあります。
そして、多動性ももちろんあります。多動にもいろいろな種類があります。じっと座ることが難しい、走り回ってしまう、その場で回転して感覚を楽しむなどです。
これらも、特性が合わさり千差万別あります。しかしながら、学力が一部だけ極端に低い等では障害認定を受ける事が出来ない場合は通常学級に行きます。
その為、通常学級ではそれらの特性に対処出来うる環境ではないため支援整備がなされない。いわば放置されてしまっている状態なのです。少なくとも20年以上は。
これが、発達障害とグレーゾーンです。
合理的配慮の理想と実践~そのためにすること~
合理的配慮の理想はこちらを参照ください。
実際に通常学級での合理的配慮はどこまで求めることが出来るのか。
これは、その学校と担任による采配が大きいと感じました。
学校の方針として担任の方針として、対象児童にどれだけ寄り添うことが出来るかということにあると思います。
詳しくはこちらを参照ください。
発達障害のグレーゾーンの子供が合理的配慮を実践するにはどうすればよいのか。
今実体験を通していえる事は、保護者が主軸となって子供にとって寄り良い環境を作っていくことが最善手と考えています。
しかしながら、合理的配慮の課題がここにあります。
合理的配慮を望んでも、学校でしかも通常学級で出来る事にはすぐに限界があります。
もともと、教師は業務量が限界の中で務めています。そこに、児童生徒一人ひとりに合わせた合理的配慮を望んでも対応しきれるわけがありません。難しくて当然です。
※難しいのは当然ですが、はなからやろうともしない教師は論外です。
今の学校のシステムが合理的配慮を難しくしているのです。
では、合理的配慮をするにはどうするのか?
ここで先に戻ります。保護者がするしかありません。
現状では、この状況を打破できるほどのシステムは存在しません。
その為に、保護者が動くしかないのです。
今後の活動(?)
個人的にですが、今後今の経験を活かしてその保護者や学校をサポートできるような活動をしていこうと思っています。
今は、出来たらいいなぁ~と思っている段階ですが・・・
今の活動(?)もちょこちょここちらで記事にしていきたいと思っています。
保護者が動くにはどうすれば良いのかの参考になってもらえたら、今後の活動の一翼にれると思っています。
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