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発達障害児グレーゾーンの子育て記録44~小学校から中学校へ~

隙間時間の福l業
発達障害児グレーゾーンの子育て

発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。

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今回は、小学校から中学校への進学の話です。

中学校へ向けて大きな環境の変化がやってきます。環境の変化に対してどのように対応していったのかを綴りたいと思います。   .

前回の話はこちらから  

始めからの話はこちらから  

綴ることの思いや考え方もこちらからご覧ください。

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発達障害児グレーゾーンの子育て記録44~小学校から中学校へ~

中学校へ進学するに当たりいろいろと調べました。

この時点で、主に危惧することは以下のようになります。

・学習障害に伴う学力の遅延

・環境の変化に対する鬱的症状の発症

この状況から、中学校では特別支援学級の必要性が一段と強くなりました。

しかし、発達相談支援センターへ相談しに行きましたが、知的障がいではないため特別支援学級の利用は出来ないとのことでした。

次に、不登校生徒が通えて中学校ともつながりがあり授業取得単位も取れるという施設がある所があったのですが、そちらでは完全に不登校(絶対に学校に行かない事)が条件であり、学校へ行くことが目的だと利用できないとの事でこちらも断念。

その後も、不登校支援のフリースクール等も探しましたが、すべて学校へ行けない事が条件とのことでした。  

つまり、この時点では、学校に少しでも行くことが出来る生徒はどこの支援も受ける事が出来ないという状況でした。

ここで、新しい居場所を作らなければならないとおもったのですが、それはまた別の話なのでその機会にしたいと思います。  

ということで、今の小学校と比較的連携が取れやすい中学校を選び進学することに決めました。  

連携が取れやすい理由については、いっちの特性と小学校での対応を継続できるような状況を作れる環境を整えるためです。

進学する中学校を決めた後は、中学校の通級の先生が小学校へいっちの様子を見たり話しを聞きに何度も来てくれていたそうです。

中学校でも、継続して支援を行える体制を作ってくれると話を担任や通級の先生から伺いました。

また、以前発達相談支援センターの方から、進級・進学の際は特性をまとめたものを渡した方が伝わりやすいという話を聞いていたため、いっちの情報をまとめる事にしました。

入学説明会の時に、担任になる先生を事前に伺いいっちの特性をまとめた書類を渡しました。  

そのことは、中学校でもいっちに関わるであろう教師に共有されたようでした。  

 

入学式の前日には、合理的配慮として式の流れの説明をしていただき、どの場所に座りどの流れで式が進行するのかを教えて頂きました。いわば、入学式事前学習でした。  

入学式は小学校の時の不安がありましたが、当日は無事に入学式を終える事が出来ました。    

 

今回の小学校から中学校へ上がるときには、色々は壁がありました。

学習障害が所見であっても、グレーゾーンが故に知的障がいとしてはとられない。

発達障害であっても、特別支援学級に入れるわけではない。

不登校でも登校する意思が少しでもある場合は、フリースクールや不登校支援施設は利用できない。 等、子どもたちの支援においてとても歪(いびつ)な状況に違和感を覚えました。  

学校は行きたくなければ無理に行く場所ではない。けれど、行きたいと思うのなら行けるようにサポートすることが必要なのにそれをする場所がない。

 

納得のいかない事ばかりが続いた進学でしたが、同時にとてもいろいろなことを考え得る事が出来ました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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