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発達障害児グレーゾーンの子育て記録⑦~小学校入学前の岐路~

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発達障害児グレーゾーンの子育て

発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。

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綴ることの思いや考え方もこちらからご覧ください。

発達障害児グレーゾーンの子育て記録⑦~小学校入学前の岐路~

今回は、小学校へ入学する前の段階の話です。

小学校へ入学するためには、入学前診断を行います。

基本的には、健康状態や必要に応じで知能指数を測り判定を受け、どの学級へ行くかを決めます。

この際に、公立小学校の通常学級か通常学級+通級、特別支援学級または、特別支援学校等に分かれていきます。

 

※こちらでは、それぞれの学級の特徴についてまとめてありますので参照ください。

 

 

因みに、(いっちは)それぞれの学級や学校を先に選択する事が出来ました。

 

年長の12月ごろより、小学校へ向けてどのような方向へ進めるかの話し合いが、園や発達支援相談センターの方とするようになりました。

 

※発達支援相談センター利用までの流れはこちらを参照ください。

 

 

それぞれの主な意見は、

保育園:発達上全く問題が無いのだからこのまま通常学級で大丈夫。心配はありません。

発達相談:発語など語力に問題があり母子分離不安症等もあることから、どの学級にするかしっかり考えた方が良いと思う。

という意見を頂きました。

ここからは、小学校に進むことに対してとても悩むことになりました。

悩む理由(あくまでも個人的な考え方)としては、

通常学級の場合、学力についていけるかどうかという根本的な問題です。しかし、通常学級ということもあり、友達などの人間関係も重要視していきたい。また、学校のイベントなどの参加も考慮したい。

支援学級の場合、一人ひとりに合わせたカリキュラムを取り入れる事も可能のため、学力の問題をカバーすることが出来る。しかし、同学年の友達などの人間関係の希薄化や学校のイベントが少し変わってくる事を考慮したい。

通常学級+通級の場合、上記の点を併せながら学校生活を送れるが、現在の学校制度では一人ひとりに合わせるという面では支援学級には遠く及ばない問題がある。

このような形で悩みました。

結果としては、通常学級+通級か特別支援学級の2択でした。

ここからは、いっち本人やママ友の意見を聞いたり、何度も発達支援相談で話し合いをしたりしました。

どちらか決めなければいけない申請直前まで本当に悩みました。

最終的には、まず特別支援学級での希望申請を出してみて、申請が通ったら改めてどちらにするか考えましょう。という話になりました。

苦肉の策でした。

結果、特別支援学級への申請は通りませんでした。

特別支援学級への必要性について、発達支援センターは意見書に一筆記入してくださったそうです。

 

結果が結果だったので、受け入れ通常学級+通級の小学校へ進むこととなります。

 

この時はまだ、いっちの特性がとても大きくなっていくとは全く思っていもいませんでした。

 

今回で、保育園編は終わりです。

 

※当時を振り返って※

結果論ですが、未だにこの時保育士の話を鵜呑みにせず、もっと早く特性に気づき『療育』をしていたらもっと違う結果がでたのかなと、思うことがあります。

後悔しても仕方がないとは思うのですが、やはりやりきれなさはあります。

ただ、きっと保育士も親が不安にならないようにと思って言ってくれていたのかな?って思うようにもなりました。当時は、なんで本当の事を言ってくれないのだろう?なんて思ったこともよくありました。保育士ならではの配慮と今は思っています。もちろん、当時から預かってくださっているという感謝もありました。なので、より一層本当の事を言ってほしいと言ったこともあったのですが、真に受けて本当の事を言ってショックを受ける親御さんもいたのかな?とも思います。

 

そして、親も子供のいっちの特性を理解や認識をせず、誤った子育てをこの時はしていました。出来ない事を怒鳴ってしまったり叩いてしまったり、この時の事を、今も断続的に思い返すことがあります。

だからこそ、これからどうしていかなければならないのかを出来る限り子ども中心で考えています。

とはいえ、中々難しいのですが。。。(汗

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

次回、小学校編へ突入します。

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