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怒らない子育てとか無理!!

隙間時間の福l業
発達障害児グレーゾーンの子育て

当ブログを訪問いただきありがとうございます!

 

今回は、巷でよく言われる『子育てや教育は叱らない・怒らないで行う』というようなことがありますね。

いや、怒らないとか叱らないとか無理だから!

っていうのある人も大勢います。

では、なぜそんなことが無理なのか、じゃあどうすれば良いのか・・・

 

怒らない子育てをするということは、親・保護者だけでは解決できない問題なのです。

 

どういうことなのか考えてみたいと思います。

※今回は、子どもへの怒らない関わり方ではなく、親・保護者が怒ってしまう理由について考えています。

 

目次

怒らない子育てとか無理!

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怒らない子育てについて

子育てで怒らない・叱らない方がいい理由。

・自己肯定感を育むことができる
・(怒らないことで)親に心のゆとりができる
・コミュニケーションを積極的にとるようになる
・自分で考えを持つ・伝えることができる

などがあります。

今まで散々メディアで言われてきたことなので、そのメリットは理解できます。

ということで、Googleで検索を掛けてみると・・・

・結果
・おすすめ

などの言葉もありますが・・・

・デメリット
・無理
・弊害
・迷惑

というような事で検索を掛けている人も多い事が分かります。

 

子育てもしたことが無いような人が、叱る子育てはダメですなんて言っても説得力は皆無だと思います。

それこそ、365日24時間怒らない子育てを20年続けて来た結果でいうのであれば説得力も出ましょう・・・

そう考える人は、少なくないです。

 

 

怒ってしまう理由

なぜ、これだけ怒らない・叱らない子育てがメディアで紹介される理由は、直接的間接的に虐待に繋がるからだと思っています。

これまで、虐待で一方的に命を奪われるケースが多くありました。今もあります。

だからこそ、そもそもの日常の関わりの中から怒らない・叱らないという関わり方が必要なのです。

とはいえ・・・先ほども述べましたが、怒らない・叱らない事を無理と考えてしまう人も多いです。

そこで、怒ってしまう理由を考えてみましょう。

・年を重ねたから、子どもを運だからと言って怒らない親に自動的になるわけではない
・精神年齢が実年齢と伴って成長するわけではない
・心に余裕がない
・そもそも怒りやすい性格(短気)
・子どもを育てるというプレッシャーを強く感じてしまう
・怒らないと周りに迷惑を掛ける子になってしまう
・子どもとのコミュニケーションをとるのが苦手
・何度も同じことを繰り返すのでストレスが溜まる
・親・保護者が自分中心で物事を考えている

などがあります。

 

子どもを育てているのに、精神年齢が低くて育児に対して余裕がなくて、コミュニケーションがとれなくて同じことを繰り返し注意していてストレスが溜まって、自分の事しか考えていない上に短気。

 

これを見ると、ただ親・保護者がダメなだけじゃん!って思う人も多いかと思います。

 

個人的には、怒らない・叱らない子育てで一番重要なのはここなのだと思っています。

と、いうのもメディアでは、怒らないためにはこのような関わり方でぇ~なんて言っていますが、発達障害の特性をもった子どもとの関わりでも綴っていますが、特性も個性も性格も全部がバラバラなので一緒くたにしてこうした方がイイというのはズレた伝え方なのかなと。

それなのに、子ども『だけ』を考えて伝えるメディアが多いのでずっと違和感を感じていました。

実行するのは親・保護者なのです

どうして、怒ってしまうのか?叱ってしまうのかを置いといて、怒らない子育て方法だけが独り歩きしてしまっているように感じていました。

重要なのは、親・保護者の怒ってしまうことです。

先ほどの理由からも、今までに経験のない子どもを育てるという環境は、いわば未知の体験です。さらに、子どもはたくさんいて子育て経験もある人も多くいるけど、自分の子どもと全く同じ子どもを育てた経験がある人はいません。

似た環境で似た子どもであっても、小さな違いがその後大きくなる事も多分にあります。

子育てについて、学ぶ機会もこれまでに無く、唐突に学ぶことになるのです。義務的に学ぶ必要もあるのではないでしょうか?

さらに上記の理由も含まれてきます。

怒ってはいけないのはもちろん分かっている。でも、どうすればいいのか、メディアで言っている書かれている事をやっても上手くいかない。やがて、余裕がなくなり怒ってしまう。怒ってしまうことで自己嫌悪に陥りさらにストレスを抱える。

もちろん、ただ単に短気でキレやすいという問題もあります。

実は、このただ単に短気でというのも本当に問題なのです。

というのも、発達障害の中に注意欠陥多動性障害(ADHD)という特性があります。

勉強はできるけどキレやすい。この事から、ただ怒りっぽいというだけでその特性を見過ごされているという可能性もあります

コミュニケーション的な問題であれば、発達障害の自閉スペクトラム症も考えられます。子どもの立場になって考えることが難しいのです。

これは、発達障害のグレーゾーンの人の典型的な例です。幼い頃にこの事に気付き、適切な支援を受けることが出来ていたのなら、怒る子育てをする人を減らすことも出来たかもしれません。

怒らない子育てについて、基本的に怒らない子育ては安易に考える必要な個人的には無いと思います。

それよりも、どうして怒ってしまうのか?どうしてイライラするのか?を考えることが大切なことなのではないかと思います。

その怒ってしまう事に対して、理由を明確にすることでどうすれば良いのかを相談したり少しずつゆっくり改善したりすることを行うことの方が、結果的には怒らない子育てになっていくのではないかなと思います。

 

怒ってしまうことを考えてみた

ということで、今回は怒らない子育ては無理!どうして怒ってしまうのかを考えてみました。

基本的に、怒る・叱る親・保護者に要因はあります。しかし、ただ親が悪いというだけではなく、どうして怒ってしまうのかを考え対策をとることが、最初の一歩なのでは無いでしょうか。

そこから、子どもとどのように関わって行くのが良いのかを考えていくかが大切です。

怒らない子育てをするということは、親・保護者だけでは絶対に解決できない問題なのです。

周囲へ相談し、少しずつ怒らないで伝えられる回数が増やすことができるような環境を作ることが大切です。

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