発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
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発達障害児グレーゾーンの子育て記録⑫~行動停止とパニック~
この話は、以前も紹介しましたが改めてこの場で再度紹介させて頂きます。
とある水曜日。
父「今度の日曜日の朝一でホームセンターへ行こう。」
いっち「え~?遊びに行きたい」
父「わかった。その後に行こう。」
と、ホームセンターに行った後にどこかに遊びに行く約束をしました。
日曜日
前日の仕事が忙しく、日曜日の朝は母・父ともに寝坊してしまいました。起きたのは9時前でした。
とりあえず、棚は買わないといけなかったため、ホームセンターに行くことに。
家事や子どもたちの準備などで、家を出たのはさらに1時間後の事でした。さらに、ホームセンター周辺は日曜日ということもあり大渋滞。ホームセンターに入ったのは、昼過ぎになってしまいました。
父「ごめんいっち。今日は遊びに行く事は出来ない。また今度にしよう。」
この発言が始まりでした。
いっち「え?なんで?遊びに行くって言ったよ?」
父「午後は、棚を作って整理をしなないといけないから遊びには行けない。」
いっち「やだ、遊びに行く!行きたい!」
父「ホントにごめん。また今度必ず行くから」
と話しながらホームセンターの中へ・・・
すると、エントランスに入ったところでいっちは立ち止まりました。
黙ってただ立ち止まっています。
父「今度行くから、約束だから」
と話しても全く反応がありません。
いっちは、自分の思うようにならないと立ち止まる(行動停止)という事が頻回にありました。
その場にいる事、40分。
さすがに、時間もなくなってきたのでいっちとまぐねこと母を残して、先に棚を買いに行き車まで棚を運び再び戻ってきました。
行動停止になってから1時間強経っていました。
しびれを切らした父は、いっちを抱えました。
すると、せきを切ったように泣き叫びバタバタと暴れます。
周囲から、人さらいのような視線を受けながら来る前戻ります。
車に付いたものはよいものの今度は、車に乗ろうとせず必死に抵抗、力の差があるのでとりあえず車に押し込みました。
その後も、家に着くまで終始泣き叫び暴れる様子でした。
家に着くと、車から無理降ろさずそのまま載せておきました。その隣で、棚を作りながら様子を見ていましたが、ふと見ると車の中で寝ていました。
その後、切り替えが出来たようで、起き上がるとそのまま何もなかったかのように家の中に入っていきました。
というわけで、ホムセンでのパニックのケースでした。
この時は、声掛けにも留意することがほとんど出来ていないじょうきょうでした。その為、いっちに対する理解力不足が起因しているものと今では思っています。
先を見通すことが難しく、語彙力が乏しく自分の気持ちをしっかり伝える事が難しいからこそ、そのことをくみ取らないといけない事だったと思います。
行動停止になった時は、やってしまった!と思わされました・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、小学校に入ってからの小さなパニックについて綴りたいと思います。
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