発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
今回は、学校に行けるようになったいっちが進級をきっかけに振だしに戻ります。中々上手く物事は運びません・・・
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発達障害児グレーゾーンの子育て記録34~進級からの振りだし~
休み明けは、学校に行くことが難しいいっちでしたが、徐々に学校に行ける・いられる時間が増えていきました。
基本的には、いっちスペースですごしています。
学校に行けるようになったところに、進級というタイミングが重なりました。
進級では、クラスメイト・教室・階層・先生がみんな変わるということで環境が大きい変化がありました。
前回の記事で、いっちは自閉スペクトラム症(ASD)ということが発覚していたため特性として、環境が変わると精神的に崩れてしまい、登校することが難しくなってしまう事が予想されました。
特例対策として、3月の内に来年度の事がわかった時点でいっちに教室の情報(何組なのか・クラスメイトや担任は誰なのか等)をいっちに伝えてくれました。
4月になり進級しました。結果、いっちは学校に行けなくなりました。
環境が変わった事が、心理的に受け入れる事が出来ず鬱傾向になり朝も起きる事が困難になりました。
ここから、再び学校に行けるように支援をしていきました。
基本的には、以前学校に行けなくなってしまった時と同じように対応して学校に少しでも行けるように支援をしていきました。
学校に少しづつ行けるようになるも、不安などからパニックになる事も多々あり、適宜状況に合わせて付き添いました。以前の流れを踏襲しました。
しかし、今回は前回と違い新たに加わるものがありました。
世界的にパンデミックを起こした感染症が間接的にいっちを襲うことになります。
環境が変わった事と感染症のダブルやトリプルを通り越してクアドラプルパンチを食らった状態でした。
1人で学校に登下校できるようになったのに今度は、感染症が不安で公共交通機関に乗れなくなったいっちは、歩いて帰るというようになりました。
仕事の都合上、迎えに行くことも難しい時もあり1人で帰ることもありましたが、1時間半の道のりを歩いて帰ることは体力的に厳しくパニックになってしまい、迎えに行くこともありましたが夏休み前頃には、環境が変わる前の状況に再び戻ることが出来るようになりました。
学校に行けるようになっても、環境が変われば振出しに戻ってしまういっちの特性・・・新しい問題も明らかになったので、今後の対策に活かせるように各方面とも細かく話し合いをしていかなければならないと感じました。
パンデミックは予想できませんでいた。突然起こる事にも、こちらが冷静に対応できるようにいなければならないのはやはり大変です。密はいけませんが、各方面との協力連携は密にしなければいけません。
同じことを反復しながら前に進むのですね。
次回は、学校に復帰することが出来たいっちですが、進級で振出しになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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