当ブログを訪問いただきありがとうございます。
当ブログでは、発達障害のグレーゾーンの子どもたちの子育てで学んだことや実体験をもとに、これまでの私自身の知識や経験を合わせて得られたこと記事にしています。
そこで今回は、これまで子育てカテゴリーを通して記事にしてきたことを踏まえながら・・・
行政の各相談機関の相談員について
記事にしたいと思います。
目次
相談員のあたりとはずれ
なぜ、相談機関の相談員について記事にしようと思ったのかということですが、
これまで、私たちに関わってくれた相談員の方は、とても親身になり改善を図るために動いてくれました。
これは、子どもに関わる全ての人たちに成功体験をもたらしたものと考えていました。
ところが、周りからの話は違うものでした。
相談機関に行っても、経緯もありますが
「これ以上、支援をすることはない」
「来てもらってもここでは何もできない」
等と、言われそのまま引きこもりになってしまったというような話も多く聞きました。
これまで、私たちは恵まれていた環境だったので相談員とのやり取りに疑念を持つこともあまりありませんでした。(全部ではありませんでしたが・・・)
ハズレ相談員との出会い
新年度に入り、状況が変わりました。
とある相談機関の担当が春の移動で変わることになったのです。
その相談員は、今までの相談員と違い、子どものことを「物事に対し理解できていない」ということを決めつけ、これまでの支援についても興味も示さず一方的に話をする人でした。もちろん、親の話も聞く耳もたずという雰囲気を感じました。
初めて直面するタイプの人でしたが、瞬時にこんな人が相談員を名乗っているのかと憤りを感じました。
この相談員とは、一時的なものなので対話をすることが無駄なことだと悟り、こちらも話をする気もなくなりました。
もし、これからも担当になるのであれば、即刻担当を変えていただく旨伝えようとさえおもっていました。
このようなタイプの人に当たったことは、逆によかったとも感じました。
こんな人が本当にいるのだと、これがお役所仕事のなのだと改めて体験で来たことで、共感の幅が広げることができました。
正直、あたりとはずれでわけるのもなあと思ったのですが、そんな人にあったわけでこれはハズレと思わされるわけだと感じました。
ハズレ相談員の主な特徴
では、当たりとされる相談員とハズレとされる相談員で何が違うのか・・・
これは、子どものことを客観的に多角的に見ることができるかということにあると思います。また、親・保護者と子どもの関係性についてもどれだけ相談員が理解しようとしているのかが大きな違いです。
・忙しさに付けて相談業務をないがしろにする
相談員は50件以上の案件を抱えています。そのため、一人一人に割く時間も抱える件数が多くなれ ば短くなります。そのため、相談業務を簡潔に流れ作業で終わらそうとする。
・最低限のことをやればいい
基本的には役所仕事になるので、相談者がどうのという中身より記録に残すフォーマットの部分だけ聞いておけばいいというような話し方になる。
・知識や経験が圧倒的に少ない
相談員になったばかりのため、支援に対する知識や経験が乏しく、明確な支援の方向性を立てることができない。また、上記の2つの自由が優先し、知識も経験も身に着けず、聞くことだけ聞いてやれることはもうないと切り捨てることを繰り返す。
というようなことが、実際に見聞きして見えてきた状況です。
他にも、細かい要因はありますが大まかにはこの3つが主だったことと考えられます。
ハズレ相談員に合わないためには?
これは、措置(ガチャ)的なところもあるので完全に運にゆだねられると思います。
ですが、相談員が合わないと思ったら担当を変えてもらうことを相談することも一つの手だと思います。悪く言えば、所詮お役所仕事・・・と考えれば気持ちも変わるかと思います。
逆に言えば、これらの問題がなければ、基本的にほとんどの方があたり相談員です!
グレーゾーンの子どもたちの支援は、今は役所の相談機関しか頼るところがありません。
これが、発達障害のグレーゾーンの支援の闇なのでしょう。
そこで、行き詰まってしまった子・親・保護者の相談支援をするための事業を始めました。
もし、悩んでいる方がいれば、相談していただけると嬉しいです☆
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