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さて、今回は発達障害の特性の中でとりわけ、自閉スペクトラム症が強く出ている場合についてどのように関わったらよいのか?
その一例を紹介します。
まず、発達障害の自閉スペクトラム症という特性の中で、見通しを立てることが苦手ということがあります。
例えば、今日は買い物に行って、外食をしてから公園へ遊びに行こう。というような予定を立てたとします。
しかし、実際は・・・
買い物に行くにもコ〇ストコみたいなとこりに休日に行けば、駐車場へ行く前の大渋滞。お店に入っても混雑でゆっくりの買い物にってしまい、その後の、食事も混んでいて予定の時間を大きくオーバーしてしまいました。すると、時間はあっという間に16時!もう、帰ってお風呂の準備や夕飯の支度をしなければいけない!ということで、公園で遊ぶことを延期することに・・・
「もう、公園に行く時間は無くなったからこのまま帰ろう」
と伝えると、公園で遊びたっかった気持ちや公園に級に行けなくなった・連れて行ってもらえなくなったことでパニック!!
泣き叫ぶというこになってしまいました。
こんな時は、どうすればいいのか?
事前に、予定を伝えるときに考えられるすべての可能性を伝えておくことが大切です。
今回のケースでは、公園に行く時間が無くなったことによりパニックが引き起こされました。
その場合は、予定を伝えながらも、買い物に行っても道路や店の中が混んでいるかもしれないし、その後の食事でも混んでいて遅くなってしまうかもしれないから、混んでいて遅くなってしまった場合は、公園に行けないかもしれない。ということを伝え、理解してもらうことが大切です。
日々の生活の中で、自分から見通し(予定)を立てることが苦手な場合。
口頭で、寝る前に学校の準備をしておいてよと伝えたところ、学校の準備をせずに寝てしまい、翌朝、慌てて学校の準備をすると(すればかなりいい方)、アレがないこれがない、アンケート書いて(その日締切)と言われ、親・保護者もブチギレ!なんてこともあるかと思います。
そんな時に役経つのがこちら・・・
やることをプリントアウトしラミネート保護した画像を貼る
これは、やることを紙に来たり作ったりして、ラミネートで保護したものです。
ここに、学校から帰ってきたら何をやるか?をすべて視覚的に情報を取り入れられるようになることで、認識し実行できるようにします。
また、慣れないうちは、一緒に確認をしながら行っていくスモールステップが効果的です。
繰り返し行うことによって、少しづつ少しづつ自分で見通しを立てることができるようにすることが目標にすることができます。
全ての説明は、1から10まで具体的に詳しく伝えて、一緒に行動することで見通しを立てやすくなり、パニックになることをできるだけ抑えましょう。
これは、基本的な対策ですので、実際行う際は子どもの特性に合わせたかかわり方、実践の仕方が重要になります。
今回は、ここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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