発達障害児グレーゾーンの子育てについて、今までの事を記録にしながら綴っています。
今回は、まさかの通報騒動です。
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発達障害児グレーゾーンの子育て記録26~通報~
ある日のことです。
学校から連絡が来ました。
しかし、今回は迎えに行くということはありませんでした。
事後報告です。
内容は・・・
図工の時間の話です。
木工の授業をしていましたが、その中で木材をヤスリ掛けをするという工程がありました。
いっちは、そのヤスリ掛けを行っていました。ヤスリ掛けを念入りにやっていたそうで、結局ヤスリ掛けだけで授業が終わってしまったということです。
ところが、休み時間になってもヤスリ掛けをやめることが出来ず、次の授業になってしまう為、図工担当の先生が無理やり木材とヤスリを取ったそうです。
すると、いつも通りパニックになって、パニックに慣れていなかった図工担当の先生が教室へ連れて行こうとしたところ、走り出してしまったとのことです。
担任と通級の先生の所に、パニックになった連絡がありました。
先生たちがいっちを探し始めてしばらくしたころに、学校に警察から電話がかかってきたそうです。
校長も警察からの電話に驚いていたそうで、電話に出ると
「子どもから、泣きながら助けてと110番通報がありました。でも、電話は明らかに小学校内からだったので確認のため連絡しました。」
校長は、状況がわからず困っているとパニックになったいっちとつながったそうです。
直ぐに、担任に確認を校長が取ると、すでにいっちは先生たちに確保されていたそうです。
いっちに確認すると、自分の携帯から110番通報したことが明らかになりました。
校長から、警察に状況を説明してパトカーなどが来ることは無かったそうです。
その後は、保健室で睡眠をとって気持ちの切り替えが出来たいっちは何事もなかったかのように過ごしていたそうです。
ということでした。
前回の飛び降り未遂や警察への通報ということから、いっちに対する緊急の会議が開かれたそうですが、現状の学校のシステムからはどうすることもできないということで学校側もどうすればよいのか積んでしまっている状態だという話がありました。
※いっちの、自分の携帯に関しては、入学時は登下校時のみの所持で学校滞在中は担任が預かるという事で対応していました。しかし、小3からパニックになることが多くなり、パニックになった時に親に自分から連絡することで気持ちを切り替えられる場面があった事から、常時所持することを特例の上に特例として許可されていました。
今後も、同様の事があると学校としても対応することが難しいという話もあわせてありました。
学校でも、なんで特別支援学級に入っていないのか通常学級の児童が特別支援学級の児童より手がかかるのか問題視する教師が出てきているようでした。
この重なる事態に、一気に状況が大きく問題視されることになりました。
そして、学校・発達支援相談センター・親が話し合うことになります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、一度ここまでの考えについて少しまとめたいと思います。
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